第一朗読
ゼファニア3・1-2、9-13
エルサレムの罪と贖い
ゼファニアの預言
主は言われる。
3・1災いだ、反逆と汚れに満ちた暴虐の都は。
2この都は神の声を聞かず
戒めを受け入れなかった。
主に信頼せず、神に近づこうとしなかった。
9その後、わたしは諸国の民に
清い唇を与える。
彼らは皆、主の名を唱え
一つとなって主に仕える。
10クシュの川の向こうから
わたしを礼拝する者
かつてわたしが散らした民が
わたしのもとに献げ物を携えて来る。
11その日には、お前はもはや
わたしに背いて行った、いかなる悪事のゆえにも
辱められることはない。
そのとき、わたしはお前のうちから
勝ち誇る兵士を追い払う。
お前は、再びわが聖なる山で
驕り高ぶることはない。
12わたしはお前の中に
苦しめられ、卑しめられた民を残す。
彼らは主の名を避け所とする。
13イスラエルの残りの者は
不正を行わず、偽りを語らない。
その口に、欺く舌は見いだされない。
彼らは養われて憩い
彼らを脅かす者はない。
答唱詩編
典12816詩編34・2+3、19+23
主を仰ぎ見て、光を受けよう。主が訪れる人の顔は輝く。
詩編34
34・2主をたたえよう、
明け暮れ賛美を口にして。
3主はわたしたちの口の誇り、
苦しむ時の心の喜び。
19主はしいたげにあう者のそばにおられ、
失意の人を支え、
23主はそのしもべの魂をあがない、
より頼む人を滅びから救われる。
福音朗読
マタイ21・28-32
アレルヤ、アレルヤ。主よ、来てください。遅れずに、あなたの民の悪事をとめてください。アレルヤ、アレルヤ。
マタイによる福音
そのとき、イエスは祭司長や民の長老たちに言われた。21・28「ところで、あなたたちはどう思うか。ある人に息子が二人いたが、彼は兄のところへ行き、『子よ、今日、ぶどう園へ行って働きなさい』と言った。29兄は『いやです』と答えたが、後で考え直して出かけた。30弟のところへも行って、同じことを言うと、弟は『お父さん、承知しました』と答えたが、出かけなかった。31この二人のうち、どちらが父親の望みどおりにしたか。」彼らが「兄の方です」と言うと、イエスは言われた。「はっきり言っておく。徴税人や娼婦たちの方が、あなたたちより先に神の国に入るだろう。32なぜなら、ヨハネが来て義の道を示したのに、あなたたちは彼を信ぜず、徴税人や娼婦たちは信じたからだ。あなたたちはそれを見ても、後で考え直して彼を信じようとしなかった。」